MISOJI CALLING 2017 出演バンド紹介①

MISOJI CALLING 2017 出演バンド紹介

― では、恒例のバンド紹介を。ではまず第一弾発表のバンドからいきましょうか…

倉坂(The denkibran) 「お?いきなりいっちゃう?」

須田(ナードマグネット) 「はい、いっちゃいましょう!!」

スパゲッティバビューン

須田 「スパゲッティ・バビューン!」

倉坂(The denkibran) 「実は、一番最初に決まったバンドよね」

― ねぇ、まさかの(笑)

須田 「これには経緯が色々あってですね…。まず、スパゲッティ・バビューン!がどういうバンドか…という話からなのですが」

― スパゲッティ・バビューン!を知らない若い子もいると思うので、まずは曲から

須田 「リアルタイムで聞いてた世代的に、スパゲッティ・バビューン!ってどういうバンドでしたか?」

― オシャレな、さわやかな…

倉坂 「これを言うと失礼になるかもだけど、この感じの音がオシャレだった時代って、たぶん俺が高校生~二十歳ぐらいの頃なんで…今の若い子がスパゲッティ・バビューン!を聞いてどう思うかは正直ぜんぜんわからない(笑)」

須田 「要は、スウェーディッシュポップに影響を受けたバンドで…。僕ら大先輩なんですよね」

古迫(craft rhythm temple) 「はい」

須田 「で、なぜかスパゲッティ・バビューン!のトクダケージさんが、ひょんなことからナードマグネットに、はまってくれてよくライブを見に来てくれるようなになったんですね」

― はい

須田 「で、トクダケージさんと話してたら”遠征に行く時の運転手が必要だったら気軽に声かけてね?”という話が出て、色々と頼んでみたらスタッフとしてめちゃくちゃお手伝いをしてくださって…」

― スタッフとして優秀で…(笑)

倉坂 「すごいよね(笑)」

― ナードマグネットがknaveでイベントした時の打ち上げでは、トクダさん、なぜか餃子を焼いてましたもんね(笑)

一同 笑

須田 「一緒に打ち上げにいた、Fireloopの野津さんからも”おまえ、なに、レジェンドに餃子焼かせてるねん!?アホか!”って怒られました(笑)」

倉坂 「俺も、スパゲッティ・バビューン!のファンだったんでね、なんか人の良さそうな人が打ち上げで餃子を焼いてるな…と思ってて話してみたら、”え!スパゲッティ・バビューン!の人!?”みたいな(笑)」

須田 「というわけで、ナードマグネット的にはめちゃくちゃ仲良くなってるし、”このタイミングでどうですか!?”とオファーしたわけです。大阪でライブするの3年半ぶりぐらいみたいですよ!」

― メンバーさんの住んでるところが今はバラバラなんですよね?東京でのライブは…

須田 「東京でも2年ぶりぐらいみたいです。再始動!!けっこう、ザワつきましたもんね」

― うん。で、若い子はバンド名でザワつく!…っていう(笑)。知らないバンドだし、変わったバンド名だし(笑)

倉坂 「でも、昔の渋谷系だったり、シティポップの再評価の流れも最近はあるから…」

古迫 「逆に、今の若い子もアリかもしれないですよね」

倉坂 「そう、そう!」

― ただ、ライブが数年ぶりなのでどんな感じになってるか…楽しみですよね

倉坂 「ケージさんとちょっとお話した時に、”今、面白い感じになってる”って言ってましたよ。ロック系のプレイヤーだけじゃなくて、ジャズ畑のメンバーさんもいてるみたいで、プレイ的にも面白く仕上がってるみたい」

須田 「1年目のSuperfriendsだったり、去年のCUSTOM NOISEみたいな…」

― とても、レアキャラ的な…(笑)

倉坂 「レアキャラとか言われるのって、本人的にはどうなんでしょうね…」

須田 「いや!だって3年半ぶりですよ(笑)!」

倉坂 「でも、去年はこの対談記事で色々言い過ぎて、後でCUSTOM NOISEに怒られたもんね?」

古迫 「うん。言い過ぎや!って普通に怒られましたよ(笑)」

― でも、実際、あれ以降、CUSTOM NOISE動いてないしね。レアキャラでしょ(笑)!!

一同 笑

ー スパゲッティ・バビューン!も、いつ見れるかわからないのでね、この機会に!!

須田 「いや、でも、これを機にエンジンがかかってくれると…」

ー 信じて!!…スパゲッティ・バビューン!本人もすごく楽しみにしてくれてそうですしね

須田 「めちゃくちゃ楽しみにしてましたよ!」

スキッツォイドマン

ー 続いて、スキッツォイドマン!スパゲッティ・バビューン!からスキッツォイドマン!っていう振れ幅が…(笑)

古迫 「濃いですね(笑)」

倉坂 「大阪は寺田町からの使者…」

― いや、スキッツォイドマンは”from 地獄”ですよ!

須田 「ああ…この曲、好きや!イントロが完全にThe Damnedのオマージュで…(笑)」

― 去年はドイツのフェスにも出てましたもんね

倉坂 「エマージェンザで優勝してのドイツツアー!」

須田 「そうです!優勝して!!」

倉坂 「Limp Bizkitと対バンしてますからね(笑)!」


ドイツでのスキッツォイドマンの活躍はこちら

― MISOJI CALLINGに来てくれるお客さんって、どれぐらいスキッツォイドマンを知ってるんですかね?

倉坂 「ああ…どうなんでしょうね。まぁ、スキッツォイドマンは知らないで見ても…」

― 釘付けにはなりますもんね!!

古迫 「うん。なると思いますよ」

須田 「BassのキャプテンKTのヴィジュアル…彼は故人なんですけどね(笑)」

ー そう。すでに死んでて地獄から来てるんです(笑)

須田 「生前のキャプテンKTは僕と同い年で…」

倉坂 「生前じゃなくて…スタッフさん…マネージャーでしたっけ?」

ー うん。マネージャーさんはよくがんばってビラ配りしてますよね

須田 「ああ…!面倒くさいな!この話(笑)!」

※よくわからない人はごめんなさい

須田 「本当に、僕が知りうる限り、日本で一番、体をはってる30歳だと思います!…あ、生前30歳(笑)」

ー でも、曲はオシャレよね

須田 「そうなんですよ!めちゃくちゃオシャレで」

倉坂 「パンクとジャズが混ざってる感じの…」

ー 色物ではないですよね

須田 「色物じゃないです!ぜんぜん、実力派です!」

古迫 「演奏、めちゃくちゃ上手いですもんね!」

須田 「この見た目なんでね…、でもライブを見たら演奏めちゃくちゃ上手くてビビる!っていう」

ー でも、最初は色物かな?ぐらいに見にきてもらっても、きっとすごく楽しめると思うし

古迫 「間口、広いですよね」

須田 「ライブでは、血はいたりしますしね(笑)」

倉坂 「かなり前の話なんですけど…、FUZZで働いてた頃にスキッツォイドマンにはじめて出てもらって…、文章にするとわかりにくいんですけど…その時に血ノリをステージで吐く時に、体をこう…グッと反らして血ノリを体で受け止めてステージの床が血ノリで汚れないように…(笑)」

須田 「大人の気遣いをね…(笑)」

倉坂 「こいつ、絶対に良いヤツやん!って思った(笑)」

小村 「僕、一回、Fireloopに出た時に、前日に出演したのがスキッツォイドマンで…ステージ上の血ノリを足立さんがキレながら掃除してるを見たことありますけど…(笑)」

一同 笑

須田 「ホームのライブハウスでは自由(笑)!」

倉坂 「初出演だったから気を使ってくれたのかな(笑)?」

須田 「MISOJI CALLINGでは、掛け値なしに良いライブをしてくれと思います!」

はいざらこうかん

ー はいざらこうかん は古迫くん!

古迫 「はいざらこうかんは…簡単に言うとDai-Chang派の同士ですよ(笑)!」

ー 笑

倉坂 「はいざらこうかん、良いよね」

古迫 「本当に!職人ですよ!」

倉坂 「鍵盤の人、抜けちゃったんですよね…」

古迫 「そう、だからこの日は鍵盤抜きの編成だと思います。ちょっと新しい編成で来てくれると思うんで楽しみですね!」

倉坂 「見放題がらみで前はよく名前を見かけてて…、冒頭に冗談で出たけど、Dai-changがよく大阪に呼んでたイメージで…、最近はあんまり大阪に来てなかったんよね」

古迫 「はいざらこうかん と、fulaとかが仲良くて、2バンドで一緒に大阪に来たりはしてたんですけどね、そこ以外のつながりがあんまりなかったみたいで」

古迫 「ドラマーの子とは実は付き合いが長くて。6年前ぐらいかな?前にやってたバンドからの付き合いで…、久しぶりにこの前のknaveでやったイベントで再会できた」

倉坂 「あのイベントの時、お客さんがめちゃくちゃ喜んでたよね。”はいざらこうかんを大阪でまた見れて嬉しい!”みたいに」

古迫 「そうそう!はいざらこうかんを大阪に呼んでくれてありがとうございます!みたいにはけっこう言われました。はいざらこうかん と craft rhythm templeの対バンを見たい!とは前からけっこう言われてたんですよ」

須田 「良い歌ですねぇ、良い歌をしっかり聴きたかったら、ここに行け!って感じですね」

倉坂 「演奏上手いっすもんね。ファンキーな感じの曲調も好きです」

古迫 「そうそう、派手な動きとかなく、良い音楽をただしっかりとやってる…っていう感じが…、MISOJI CALLINGのコンセプトにすごく合ってるバンドだと思ってて」

ー スキッツォイドマンの次の紹介で…(笑)

須田 「そうですね、白塗りはしてません(笑)」

小村 「Music Videoの感じだと、これに鍵盤いてないのが残念でもありますが…、逆にどうなってるか楽しみですね!!」

k.k.house

ー 次はk.k.house

須田 「お!来ましたね!」

倉坂 「俺、知らなかったんだけど…」

ー 面識はない?

古迫 「面識はないですね…。僕が呼んだんですけど…今、一番、気になる若手バンドですね!」

ー diskunionで、k.k.houseのCDをたまたま見つけて買って聴いたんですけど、”これ、絶対に古迫、好きやん!”となって紹介したんですけど、そこから気になってる感じよね?

須田 「僕はHOLIDAY! RECORDS 経由で知りました。初期のthe band apart感が…」

ー でも、メンバーの年齢って大学生ぐらいやんね?

古迫 「散々、the band apart みたいとかは言われてるでしょうけど…」

小村 「うん。意識してそうですしね」

古迫 「言われてるでしょうけど…僕ら、8年前ぐらいから the band apart みたい って言われ続けてるんで(笑)」

一同 笑

古迫 「the band apart みたい なバンドの先駆者として…(笑)」

ー 初代 和製バンアパとしてね(笑)

古迫 「次に出る杭は打っておかないと(笑)!」

須田 「いや、だから和製バンアパって言葉おかしいから(笑)」

倉坂 「MISOJI CALLING 三年やってるけど、出る杭、打つの好きよな(笑)?毎回、出る杭を打とうとしてる気がする(笑)」

古迫 「出る杭、打つのが趣味なんでね(笑)!」

須田 「でも、これ確かにライブ見たいですね…絶対にかっこいいじゃないですか!!」

ー 個人イベンターさんや、一部のバンドマンは絶対にこの機会にライブを見よう!って思ってる人もいると思うのでね。大阪にも来てくれた!!

小村 「うん。ようやく…って感じですね!」

倉坂 「へー、そんな感じなんですね!」

古迫 「k.k.houseを聴いてて、この曲は次にこういう展開にいくだろうな…って思ったら、だいたい、そういくんです(笑)」

一同 笑

倉坂 「うん。古迫くんとは趣味ぜったいにあうよな!」

古迫 「だいたいcraft rhythm templeとおんなじことするんです(笑)ああ、やっぱりそうやんな!?みたいな。すげー共感できる!」

倉坂 「お?きみ、わかってるやん!?ってヤツですね(笑)」

古迫 「そう、そう!!」

倉坂 「craft rhythm temple よりオシャレな気がする(笑)」

古迫 「そう思います」

倉坂 「どっちが良い悪いじゃないけど、craft rhythm templeのほうが古迫君の最近のキャラも含めて…熱く泥臭いというか…ロックな感じはする」

古迫 「そもそも、バックボーンが違うんじゃないですかね?」

倉坂 「ああ、そうか」

小村 「古迫さんはメロコア 入りですもんね」

― k.k.house 楽しみですねー!たぶん初大阪?どうなんでしょうか、少なくてもこの1年ぐらいで大阪には来てないとは思うので、これも今のとこレアな機会になると思いますので。

須田 「本当にライブ楽しみですね!!」

河内REDS

ー で、河内REDS

須田 「河内REDSは…曲かけなくて良い?」

一同 笑

ー まぁ、ここにいる全員知ってますしね(笑)じゃ、ホモ?

倉坂 「いや、シルバーハート?」

須田 「シルバーハートでしょ!僕、あの曲めちゃくちゃ好きですよ」

倉坂 「間がLed Zeppelinっぽくて、かっこいい!!」

古迫 「このMusic Videoは今のぼくの仕事がら色々と思います(笑)」

一同 笑

倉坂 「Voのタダミも前はそっち系のお仕事してたんよね?」

古迫 「はい、よく介護トークしてます(笑)」

倉坂 「一応、河内REDSは関西インディーズバンドシーンの一番のダークホースバンドだと僕は思ってるんですけどね」

ー いや、ダークホースというか、けっこう人気出てきてますしね。”ネクスト感”出てきてないですか?

小村 「普通に売れてきてる感が…」

倉坂 「いや、じゃここ太文字でいっときましょう

大人が見向きしない!」

ー え?けっこう注目されだしてるんじゃないですか?

倉坂 「けっこう隠れて、メジャーの人にプレゼンしたりしてるんですけどね…、そろそろわからせてやりたいですね。河内REDS、こんなにかっこいいぞ!と」

ー ザ50回転ズとの2マンで変わったというか、覚醒したイメージもありますけどね

倉坂 「覚醒した!河内REDSってね、確かに対バンの良いとこを一番吸収してるバンドかも。岡崎体育と一緒にやった後でもちょっと芸風変わったしね。ザ50回転ズとやった後も良い影響受けてたしね」

ー 本当に音楽好きなバンドですよね。Gtの佐倉とか見ててもすごく思う。…河内REDSの紹介になると、誰も彼らの音楽の話をしてない気が…(笑)

須田 「だって一回出てくれて、その時にしたし…」

古迫 「タダミがフロントマンとして、どんどんよくなっていってますよね。見るたびに皮がむけていってる気がします」

ー 河内REDSは今年、どうなっていくか楽しみですよね

倉坂 「今の河内REDSのライブは若い子から大人まで幅広い年齢層のお客さんが楽しんでる感じが良いですよね」

ー 河内REDSのライブで若い女の子が最前列でキャッキャッ言ってる絵がね…

倉坂 「たしかにそれは5年前では想像しにくかったかも」

ー もちろん、おっさんもバンドマンも客席にはいるし(笑)。今年も楽しみですね

須田 「音楽的な土台というか、バックボーンがしっかりしたバンドが爆発していってるのは嬉しいなぁ」

ー  今年の河内REDSはどんな風にかき回してくれるか楽しみですね!!

SonoSheet

須田 「これは…待望じゃないですか?みなさん…」

ー 去年、MISOJI CALLINGの無料配布コンピにも曲を提供してくれてましたしね

須田 「けっこう…SonoSheetを呼んでくれた!やったー!っていう声はありましたよ」

ー ナードマグネット好きな人は、SonoSheet好きな人も多そうですしね

須田 「どうしようもないんですけどね…(笑)。Voのユウキのルックスとかひどいんですけど…(笑)」

小村 「めっちゃいい!」

須田 「宇都宮の3ピースバンドですね。宇都宮という町がもう”エモシティ”なんです」

倉坂 「え?そうなん(笑)!?」

小村 「ほんまにエモシティ!」

ー いろいろなバンドがいますよね

須田 「宇都宮ってシーンが本当に独特で。この子達も20代前半で若いんですけど、全盛期の頃のPIZZA OF DEATHだったり…」

ー HUSKING BEEのイメージが強い…

須田 「そうそう、あの辺りがめちゃくちゃ好きな子達で」

ー この世代で、あの辺りの音がめちゃくちゃ好きっていうのも

古迫 「めずらしいですよね!!」

須田 「…逆に最近の音楽とかぜんぜん知らないんですよ(笑)僕らとしゃべってても…”え?キュウソネコカミってそんなに人気あるんですか?”みたいな(笑)」

一同 笑

須田 「…ってぐらい世間から断絶されてる感がある…(笑)そんななかで純粋培養されたような、不思議な…なんだろうな…」

倉坂 「めっちゃ、おもろいやん」

須田 「”日本語の童貞くさいHUSKING BEE”って僕は呼んでるんですけど(笑)」

ー 音だけ聞くと完全に35歳ぐらいな気がする(笑)

古迫 「去年のMISOJI CALLINGの無料コンピCDの曲を聴いて、”お!HUSKING BEEや!”って僕も思った」

須田 「ライブは熱くってめちゃくちゃ良いですよ!」

倉坂 「うん。よさそう…!」

古迫 「聴いてると10代の頃の気持ちに戻る!!」

ー メロコアキッズの血が騒ぐ(笑)?

須田 「ほんとうにメロコアの話しだしたら…、メロコアのライブDVDの名場面を全部、口で再現してくれます(笑)」

一同 笑

ー 打ち上げでそんな事されたら、うるさくないですか?

須田 「うるさいけど(笑)だから、古迫さんはぜひ話してほしい!!」

古迫 「実は一番楽しみにしてます!!」

須田 「めちゃくちゃ良いですよ!」

小村 「去年、宇都宮のSOMEDAY’S GONEと一緒にやった時にも、なんで宇都宮ってこんなにエモいバンドが多いの?って話になったんですけど、やっぱりCALENDARSの影響が…」

須田 「うん。やっぱりCALENDARSが先輩として、ドン!と、いてるから…」

小村 「後輩たちが憧れてやってる…っていうのはあるみたいですね!!」

ー そこから、良いバンドいっぱい出てきてますもんね

須田 「うん。宇都宮はめちゃくちゃ良いシーンがあると思います!…なんだろう…嫌らしさがない…というか」

ー はい

須田 「ハンブレッダーズのあの情けない感じに、グッとくる人はSonoSheet気にいってくれると思います!!僕は激推し!!愛おしいバンドです!」

THIS IS JPAN

ー THIS IS JAPAN!

須田 「ぼく祭りですね(笑)」

須田 「GALAXY!この曲、最高!うってかわって、こちらはオルタナサウンド!」

倉坂 「うん。かっこよかった!!」

須田 「めっちゃくちゃ、かっこいいっすよ!」

ー ちょっとハードコアっぽい感じもありますよね

須田 「はい。だって、登場SEがFugaziなんですよ!」

倉坂 「はい!はい!」

須田 「90年代の良いところが全部つまったような…!」

古迫 「ああ、なるほど!!」

ー でも、ちゃんと日本のロックバンドというか…日本のガレージバンドの雰囲気もあって

須田 「で、ツインボーカルなんですよ」

ー うん。きれいな声の感じと…男らしい感じのがなる感じの声で…。深夜に運転しながら、THIS IS JAPANのこの曲を聴くとテンションがあがる(笑)

須田 「駆け抜ける!!ライブがめちゃくちゃかっこいい!!」

ー ちょっと音でかいけど…(笑)

倉坂 「うん!でかかった(笑)!」

須田 「ロマンです!!」

倉坂 「ライブを見た時に”え?20代?”とか思った。bloodthirsty butchersが好きで…みたいな、俺ら世代のぐらいの感じというか…若いよね(笑)?」

ー まだ、若手…って言って良い年齢だとは思います

須田 「90年代のオルタナとかアメリカ映画を愛するヤツらが作った…めっちゃ映画好きなんですよ。前、対バンした時に、どっちも”悪魔のいけにえ”のTシャツを着てて被ってた(笑)」

小村 「そこで被る(笑)!?」

須田 「熱いボンクラ集団…って感じで」

ー ライブがとにかくかっこいいです

須田 「かっこいいです。At The Drive-Inとか…」

一同 「あー!!」

須田 「Pavementの雰囲気も感じるし…Superchunk、もちろん、NUMBER GIRLの要素も…」

倉坂 「そういや、フィッシュライフの林と話してて、THIS IS JAPAN 大絶賛してた!」

須田 「男は見に行け!と言いたい。必見でございます!」

小村 「NOT WONKとか好きな人にも見てもらいたい!」

TENDOUJI

須田 「次はTENDOUJI…うってかわって、TENDOUJIはゆるゆるですけど…(笑)」

小村 「でも、ライブの初期衝動はヤバイですよね!」

須田 「TENDOUJIって全員ぼくと同い歳なんですよ。あの…こんな初期衝動丸出しの同い歳っているかな…って(笑)」

ー 音だけ聴いたら、けっこうおしゃれなのに…

小村 「バンドをやりはじめて、まだ2年…」

ー あ、短いんや!?

古迫 「そもそも、音楽をやっていなかった??」

小村 「自分で曲を作ったり、家でギターを弾いたりはしてたけど、バンドをやったことはなくて、二年半前ぐらいにTENDOUJIを…」

古迫 「へー!じゃ、本当に初期衝動や!」

ー このMusic Videoは…ただの事故が起きたやつや(笑)

須田 「そう!これ衝撃映像なんですよ!」

須田 「さっき、THIS IS JAPANの紹介の時に、Pavementの名前を出しましたけど…」

倉坂 「うん。こっちのほうが…!」

須田 「もろにPavementですね。lo-fiなインディーサウンドでございますけど」

ー はい

須田 「これ、Music Videoの撮影の時に、アサノ君…この、ごっつい人が、川で溺れかけるわ…高い岩から落下してガチで死にかけるわ…っていう、本当に衝撃的な映像なんですけど(笑)」

古迫 「映像に、おさめられてるの?」

須田 「リアル事故なんですよ(笑)」

ー 落ちる時に”あ~~!!”って顔してますもんね(笑)

小村 「それを楽しんでる彼らが最高なんですけどね(笑)」

須田 「”須田君が火だったから、俺は水いくしかないな…”って(笑)。死にかけた30代同士の…(笑)」

倉坂 「たまたま隣の家が燃えた人と、自分で飛び込んだ人では違う気が…(笑)」

ー いや!飛び込んだんじゃなくて、本当に落ちたの!!

倉坂 「あ、落ちたんや…(笑)」

須田 「TENDOUJIも大阪でいい感じになってきましたよね」

小村 「去年のSOCORE FACTORYでのイベントもめちゃくちゃ盛り上がってましたしね」

ー ここ、ここ!岩の上でみんなではしゃいでる…というシーンを撮ってたら…笑

一同 笑

古迫 「これ、ただのドキュメンタリーじゃないですか(笑)!」

須田 「これ、元の素材のほうの映像も見せてもらったんですけど、一回転して落ちてるんですよ(笑)」

小村 「そう!そう!そう!!」

須田 「音源はゆるさもあるけど、ライブはパンチあって盛り上がるので!」

古迫 「良い歳のとり方してますね」

ー 自由!

小村 「人もすごく良い」

須田 「そうですね、ただのパーティくそ野郎達なんで!!」

THE FULL TEENZ

ー THE FULL TEENZは小村さん、お願いします!

小村 「THE FULL TEENZは…僕は、銀杏BOYZですね…」

一同 笑

ー THE FULL TEENZは銀杏BOYZって(笑)

古迫 「雑いな(笑)!」

須田 「銀杏BOYZっていうか…、Hi-Standardとかのメロコアと、リバーブ感のあるインディーサウンドの融合というか…」

小村 「このコーラスのかかったギターの感じがGOING STEADY時代からの感じというか。ここがはじめて聴いた時にビビっときて!!」

倉坂 「なるほど!!」

ー この世代って、やっぱりみんな銀杏BOYZの影響ってあるんでしょうね。ハンブレッダーズと同い年でしたっけ?

須田 「そうです、たしか高校が一緒。伊藤君のアコギをずっとハンブレッダーズのVoムツムロが借りパクしてる…それを僕が又借りして…伊藤君が”それは駄目でしょ!”って(笑)」

一同 笑

ー 自分たちで自主レーベルみたいな感じで最初はやってたんですっけ?すごく勢力的なイメージはある

須田 「すごくインディーポップみたいな印象があるかもですが、根っこは、このサビのリズムの感じというか、ガッツのある…!!」

小村 「うん。SonoSheet が好きな人に見てほしいですね!」

須田 「そう思います!」

小村 「この前、ライブで言ってたのが、このPERFECT BLUEっていう曲のBLUEはある意味、青春らしいんですけど、その青春が屈折した…屈折した青春を過ごしたがゆえに出来た曲がらしくて…」

古迫 「うん」

小村 「そういう部分がエモさをかもし出してるのかな…?」

須田 「去年の夏、このアルバムめちゃくちゃ聴きました!このアルバムを青春時代に聴きたかったな…って思います!」

小村 「うん。自分の高校の頃にGOING STEADYを聴いてたような感じに、今の高校生に聴いてほしいですね!」

ー うん。若い子に!

須田 「ハンブレッダーズの周りの子とかは気にいってもらえると思うので。この機会に大阪の人たちにもガッツリ見てもらいたいですね!」

小村 「大阪に来ても、ハンブレッダーズなんかとは違う界隈でライブしてますしね」

ー うん。こういう機会だから普段一緒にあまりやらないとこと混ざると面白いですよね

須田 「間口は広いバンドだと思うのでね!」

about a ROOM

ー じゃ、about a ROOMもコムさんお願いします

小村 「福岡のバンドですね」

須田 「どれがいいかな…」

小村 「ライブでよくやってる、ハローハローで!」

須田 「それでいきましょう!」

小村 「福岡のバンドなんですけど、DENIMSと2マンやったりとか…、craft rhythm templeと一緒にやってもらいたいなぁ…というのがあって、今回お誘いした経緯があります。聴いてもらったらわかるとおり、ギターサウンドとか…」

須田 「こうやって見ると、Voのリヨウジってスガシカオに似てますね!」

一同 笑

須田 「僕らも福岡に行った時は何度も対バンしていて!」

ー うん。福岡を代表するぐらいになってるイメージはありますよね。福岡のなかで勢力的にやってるイメージです

須田 「DENIMSと2マンやった…って、さっき言ってたんですけど、about a ROOMのBaのまっつん…ちょっとゴッツイ感じで、DENIMSのBaのまっつんと…どっちもゴッツイまっつんっていう(笑)」

小村 「二人は師弟関係で…(笑)」

倉坂 「そうなんや(笑)」

一同 笑

ー けっこう関西も来てますよね?

小村 「うん。ちょいちょい来てますね。Emu sickSとよくやってるかも」

古迫 「一緒に…共演できそうなタイミングはすごくあったんですけど、けっきょくスケジュールがあわずで一回も共演できてないんですよね…。だから、けっこう前から気になる存在ではありました!」

倉坂 「じゃ、ちょうどいい機会!」

ー この機会に、craft rhythm templeと一緒に…ってバンドがけっこういますね

古迫 「こういう感じのバンド、各地にいてるんですね!」

ー うん。たぶん各地にあんまりいてない!ってそれぞれが思いつつ、ちょいちょいいてる(笑)

古迫 「友達がいてないバンド(笑)?」

一同 笑

古迫 「そんなバンド達が一堂に会するイベントです(笑)」

ー この機会に仲良くなれたら、他の地方に行きやすくなる(笑)

須田 「冗談はさておき、実力派ですよ。カッチリしてて…かっこいいです!!about a ROOMと一緒にね、博多の名イベンター…パーフェクトボディこと…(笑)」

小村 「どんたくが今回、DJをやってくれます!」

須田 「どんたくは本当に関西のバンドに詳しすぎる人で(笑)」

ー 関西のバンドが好きすぎて…、九州にハンブレッダーズにくっついて行った時のイベントが、ハンブレッダーズ、加速するラブズ、waybee…で、地元のバンドが一組ぐらいしかいなくて(笑)関西でやったらいいやん!?っていうイベントでした(笑)

須田 「僕が知るかぎりでは、世間より2、3歩はやく、パノラマパナマタウンに目をつけてましたね!」

小村 笑

須田 「おまえ、さすがやな!って(笑)関西のインディーバンドマンはどんたくと仲良くなって!」

ー 今回は、about a ROOM と、どんたくさんの九州勢もいるということで楽しみです。今まで九州のバンドって出てもらってないですもんね?

古迫 「うん。たぶんはじめてですよ!」

倉坂 「本当に楽しみな感じ!!」

~というわけで、バンド紹介第二弾につづきます~

MISOJI CALLING 2017

各出演バンドのライブ会場物販、各種プレイガイドでチケット発売中

開催日 :2017年4月8日(土)
開催地 :南堀江knave / SOCORE FACTORY / 北堀江club vijon / 堀江 Covent Garden
時間 :開場開演12:00/12:30
前売 :3,000円(ドリンク代600円別途必要)

【一般発売】
●e+ 購入はこちらから
●ローソン (L:57161)
●チケットぴあ (P:323-308)

各出演バンドの手売りで発売中

※チケットの取り置きはできませんのでご注意ください

※チケットでの会場への入場は出来ません。前売りチケットを事前にパスに引き換えてからの会場入場になります

出演
■craft rhythm temple / The denkibran / ナードマグネット / about a ROOM / 河内REDS / k.k.house / スパゲッティ・バビューン! / スキッツォイドマン / SonoSheet / THIS IS JAPAN / TENDOUJI / はいざらこうかん / THE FULL TEENZ / ARKS / 完全にノンフィクション / kojipull / シンガロンパレード / Sentimental boys / nothingman / ザ・ラヂオカセッツ / 私の思い出 / teto / waybee / こうどたくや(Bacon)

DJ : Rock’n Roll Birthday / かたしょ / どんたく(IMPULSE) / 野垣内 悠(Synchronized Rockers/kiddle) / kiddle(yuya,shohei,shota)

and more…!!

主催/企画/制作
ナードマグネット / craft rhythm temple / The denkibran / Rock’n Roll Birthday

協賛
■西尾王将会

招聘
■MISOJI CALLING実行委員会

問い合わせ/窓口
■倉坂直樹(The denkibran / 南堀江knave)
info@thedenkibran.com

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