MISOJI CALLING 2017 出演バンド紹介②
Sentimental boys
須田(ナードマグネット) 「では、続きましてSentimental boys!わたくしが激推しを…。長野のバンドですね」
倉坂(The denkibran) 「あ!長野なんや!どうでも良いけど僕の親の実家が長野県です」
須田 「じゃ、metro.で。ちょっとイントロ長いですけど…」
― Sentimental boysらしい曲!!
須田 「めちゃくちゃ良い歌をうたうバンドなんですけど…、人情味にあふれた感じもあるんですけど、とにかくサウンドがめちゃくちゃ良いんですよ!!」
倉坂 「ギターがけっこうMy Bloody Valentineやね!」
須田 「はい。シューゲイザーっぽいとこもあったり…、そんな中にすごく良い歌があって。すごくバランスが良い!!」
― LOST IN TIME とかみたいな歌の良さがありますよね
一同 はい、はい!
須田 「本当に音がグワっとくる感じ!」
倉坂 「じゃライブで見るとかなり迫力ある感じ?」
須田 「めちゃくちゃあります!ライブめちゃくちゃ上手いです!うちのレーベルの藤澤さんが長野県出身で…Sentimental boysの顔を見た瞬間に”こいつは長野の人間だ!”って…」
一同 笑
― 何を基準にして(笑)!?
須田 「あいつは完全に長野顔だ!って(笑)」
須田 「Sentimental boysって名前がすべてを現してるぐらい…本当にセンチメンタルです」
古迫 「このバンド名には納得ですね」
ー 似合ってる
倉坂 「この音でSentimental boysっていうのが良いね。バンド名的に、なんか一歩間違えると…」
古迫 「うん。わかります!」
ー 青春パンクっぽいバンド名になりそうですもんね
須田 「じゃないんですよ!すごく…インディーロック好きにも受ける要素がけっこうありますし…そんなジャンルを知らない人でも歌を聴けば”こりゃ、良いわ!”って一発でなりますし、けっこう幅広いレンジで色んな人にアピールできる音楽ではないかな…って」
ー ぜんぜん違うはずなんだけど、ちょっとだけback numberっぽく感じる
一同 ああ・・・!!
ー そういうぐらいのメロディの良さというか。ちょっと切なくなる感じ
須田 「めちゃくちゃ切ないです!!」
ー インディー界のback numberみたいになっていくかも
倉坂 「で、オルタナティブな感じだったりもあるし…」
古迫 「これは楽しみですね!!」
小村 「OGRE YOU ASSHOLEなんかとはまた違うオルタナティブな感じ…」
須田 「そう、そう!!」
ー よくよく考えたらOGRE YOU ASSHOLEも長野でしたよね?長野ってオルタナが育ちやすいのかな?
須田 「のびのびと…」
倉坂 「長野県はスーパーでイナゴの佃煮、売ってるからね(笑)!」
シンガロンパレード
ー シンガロンパレードは誰が…って感じじゃないですよね。みんなで呼んだ感じかな?
須田 「シンガロンパレードは去年も誘ってたんですよ」
倉坂 「色々とスケジュールが被ちゃって出演できなかったんですけど…おれ、あのお葬式の歌すき!」
ー はじめて聴く人もいるでしょうし、楽しげな曲でいっときましょう
ー シンガロンパレードの最近の一番のトピックは、やっぱりeo Music Tryでの優勝ですかね?
須田 「優勝しましたね」
ー あれはあのライブにいたら、断トツな感じでしたよ。はじまる前から空気が違った…お客さんをつかんでた感じでした
須田 「シンガロンパレードって…叩き上げ感ありますよね!」
倉坂 「実力的に…優勝は順当と思うんだけど、いざ、本当にこういうバンドが優勝すると、やっぱり嬉しいよね」
須田 「めっちゃハッピーなバンドと思いきや…、Voみっちーがけっこう捻くれてるんですよ(笑)ただ、ただ、能天気というのでは決してなくて…みっちーはたぶん色んな事にイラついてて…」
一同 笑
須田 「主張がきちんとある気がする」
ー 去年のカトキットの紹介と被ってる(笑)
倉坂 「京都はそういうバンドが…(笑)」
須田 「シンガロンパレードとカトキットも仲いいですしね。みっちー好きなんですよね」
倉坂 「eo Music Tryのネット投票期間の終わりかけぐらいの時に、knaveにみっちーから電話がかかってきて…”あれ?シンガロンパレード、knaveに出演する予定ないのにな?”と思ってら、”ネット投票の件で相談が…”って」
ー はい
倉坂 「すごく真面目な…”誰かを蹴落としてまで、優勝したい”って、なんか違う気がするんですよね…みたいな話をして…グッときました」
須田 「めっちゃ、深く色々考えてるんですよね!」
倉坂 「あとknaveに出てくれた時にお店のアンプが故障しちゃって、終演後に”ごめんなさい!”って謝ったら、みっちーの一言目が”勉強させてもらいました!ありがとうございました!”って(笑)」
一同 笑
倉坂 「どんだけ男気のある、良いヤツやねん!と(笑)」
― リズム隊もキャラだちしてるし、演奏も上手いし…見てて飽きないですよね
須田 「ギターのカッティング、バキバキな感じはcraft rhythme templeとも…ね」
古迫 「演奏、めっちゃしっかりしてますよね」
須田 「ライブの本数めちゃくちゃやってますからねぇ。出会った頃から月10本とかやってましたから…叩き上げ感がすごい」
倉坂 「ラスベガスとかでもライブしてたよね」
古迫 「ぼく、シンガロンパレードとは直接からんだことはないんですけど…。ここまでアレンジしっかりしてるのって、面倒くさいっすよ(笑)!」
一同 笑
古迫 「これ、かなり考えてやってると思います」
― シンガロンパレードは盛り上がるでしょうね!
ARKS
― ARKSは倉坂さん
須田 「ARKSは二度目の登場ですね」
倉坂 「おかわり枠を使ってしまいましたね…。ARKSは最近のMusic Videoがないんですけど…、アレンジも今とぜんぜん違うふるいやつだけど、忘れもの かな…?」
須田 「これは、良い曲」
倉坂 「一年目のMISOJI CALLINGね…、ARKSに期待して出でてもらったんですけど、正直、そこまで良くなかった」
ー うん
須田 「良くなかった(笑)?」
倉坂 「いや、悪くはなかったんですけど…、その後の成長がすごかったのでね、ああ、一年後ぐらいに出てほしかったな…とは、その後に正直思ってまして今回お願いしました」
須田 「そういえば、最近、見てないなぁ…ARKS」
倉坂 「すごく良くなってますよ!Voの吉田明日香が覚醒した!」
古迫 「へー!!」
ー ちょっと色気がある感じに…
倉坂 「うん、うん!色気でたね」
ー 普段はぜんぜんないけどね(笑)
倉坂 「うん。ギター弾いて歌ってる時の話ね(笑)」
ー 女の子だったのが、女性になったって感じですよね
倉坂 「新曲がね…、ラブソングが多くてすごく面白いんです。チャットモンチーの影響下にはあるバンドだとは思うんだけど、メロディとか歌詞の感じが…そこにaikoの要素が入ってきたような…、恋してる感が…」
須田 「へー!!明日香ちゃん、どうなのかな?って、言っって(笑)」
一同 笑
小村 「このおっさん達で、明日香ちゃんのことを話してる感じがなんか面白い(笑)」
倉坂 「そうえいば、去年このバンド紹介でペケ・キングテリーの話をしてる時に、たまたまARKSが来たので、明日香ちゃんにペケさんのアタシかめまんのMusic Videoを見せてコメントをもらうっていう…」
ー 軽いセクハラして遊びましたね(笑)
須田 「明日香ちゃんにアタシかめまんを見せつける!っていう…、かめまん?みたいな(笑)」
一同 笑
倉坂 「という話はさておき、今年の成長したARKSは色んな人に見てほしいかな!!」
須田 「今年は女性Voのバンド少ないですからね、数少ない女性Voのバンドってこともふくめて注目してもらいたい!」
倉坂 「同姓の…恋する女の子に今のARKSは見てほしい」
ー 女の子から憧れられる対象になっていけばいいですよね
ザ・ラヂオカセッツ
ー ザ・ラヂオカセッツ…
倉坂 「一応、僕になるのかな…?」
ー 最初は一年目にも出てもらってたし、正直、名前は上がってなかったんですけど…
倉坂 「そう、去年末に新宿LOFTで、ザ・ラヂオカセッツと対バンさせてもらったんですけど、その時のライブがめちゃくちゃ良くて…!一年目に出演してもらった時はまだ四人編成だったんですけど…」
ー 3人編成になってからのMusic Videoあるのかな?
倉坂 「これ!映画仕立てになってるやつ!全部、見てほしいんだけど…曲は2:00過ぎぐらいからじまります」
須田 「3人になってから僕も一回だけ見ました」
倉坂 「3人になってから、僕ははじめてライブ見たんですけど、本当にめちゃくちゃ良くて!The denkibranでドラムを叩いてくれてるタケシが、すごく感動してて、一緒にMISOJI CALLINGに誘いましょうよ!って」
ー 須田くんはどこで見たの?
須田 「京都のGROWLYですね。めちゃくちゃ良かったですよ!4人の時と比べると…そぎ落とされた感じが!」
倉坂 「もともとね、そんなにギターを弾くタイプじゃないギターボーカルスタイルの人が…ギタリストがいなくなってからの試行錯誤というか。3人になってひとつのスタイルがやっと出来て、”俺たちは、また、ここからはじめるんだぜ!”っていう決意がにじみ出たようなライブで…」
― へー!
倉坂 「それなりにキャリアもあるバンドさんですけど…、サマーソニックに出たり、タワーレコードのオーディションでも優勝したり…、その後にメンバーチェンジもあってきっとゴチャゴチャして…、そこからの3人になってからの再始動というか」
― はい
倉坂 「こういうバンドを呼ばないで、誰を呼ぶんだ!?MISOJI CALLINGっていうのは何のためのイベントだ!?と思ってしまいまして。出演のお願いをしました」
須田 「ぼく、同い年ということが判明しまして」
ー それはなおさら応援したい理由が。見てほしいバンドですね!
倉坂 「知らなくても、見れば納得すると思うんで」
古迫 「曲が良いですもんね」
須田 「うん。めちゃくちゃ良いですもん!Sentimental boys と、ザ・ラヂオカセッツ は良い曲枠!!」
倉坂 「出演のオファーをしたら、今年は大阪にもいっぱい行きたくて…MISOJI CALLINGにも…って言ってくれたので、もう、それなら!ぜひ!!と」
古迫 「ありがたい話ですね」
ー ちょっとタイムテーブル被っちゃってるとこはあるんですけど、良い歌好きな人は、Sentimental boys → ザ・ラヂオカセッツ → waybee と走ってもらって!
倉坂 「ザ・ラヂオカセッツ、絶対に良いから!!」
私の思い出
須田 「私の思い出!」
ー アドベンチャーロック!!
須田 「大好き!!」
ー 私の思い出は…倉坂さん、付き合い古いんですよね?
倉坂 「そうですね、Voの登山くんとは、22~23歳ぐらいからの付き合いですね」
ー 15年ぐらいの付き合い(笑)!?
倉坂 「でも、そういうの関係なくね?いま、みんな好きでしょ?」
須田 「もう僕…めちゃくちゃ好きですよ!」
倉坂 「昔から、ああいう雰囲気の面白い感じでしたけどね、ザ・どげざ とか…」
ー 私の思い出っていつ頃からやってるんですか?
倉坂 「4~5年ぐらいかな…?どうなんだろう…」
須田 「あ、そんなもんなんですね…!」
倉坂 「言っていいのかわかないけど、登山くんが唐突にknaveに来て、”売れたいんやけど…”みたいな話をはじめて(笑)”ミナミホイールとかってどうやったら出れるの?”みたいな話を30過ぎのバンドマンが(笑)そもそも、応募する…という事を知らなかったり(笑)」
ー これ、Music Videoを見てるだけで、もう面白いのが伝わりますよね(笑)
倉坂 「去年のミナミホイール二日目がknaveのトリで、私の思い出 だったんですよね。めちゃくちゃ盛り上がってて面白かった!」
須田 「私の思い出はね…もう、誰が見ても楽しいですよ!!」
倉坂 「どんなジャンルの敵にも対応できる気がする」
須田 「めちゃくちゃすごいですよ!めちゃくちゃ音楽詳しいじゃないですか?そういう何でも出来そうな人たちが、真剣にこういう事をやってる!っていうのが(笑)だから、めちゃくちゃ面白いんですよ」
倉坂 「そういや、俺、私の思い出のミックスダウンしてたよ。初期のデモ音源と、一枚目の音源のなかの曲を何曲か」
須田 「この曲の映像すごい(笑)」
倉坂 「日本に現存する唯一のアドベンチャーロックバンド!」
須田 「冒険が体験できますんでね(笑)」
小村 「シャモジをもって(笑)!!」
倉坂 「あ、シャモジ、おれ買った!」
一同 笑
古迫 「実はMISOJI CALLINGの一年目をやる前から、craft rythm templeのお客さんが”私の思い出を呼んで”ってずっと言ってたんですよ」
ー ジャンルを超えてますからね(笑)
倉坂 「キャンプファイヤーハリケーンって曲わかる?最初、なんのことかよくわかってなかったんですけど…途中でミックスしながら、あ、Deep Purple か!?って(笑)」
須田 「で、キャンプファイヤーをして、そこでお米を炊く…っていうキャンプの歌がいいぱいあります(笑)」
須田 「面白いけど、お笑いではないんですよね、きちんと音楽としてのエンターテイメント」
倉坂 「登山くん、京都の人なんでね、昔は20歳前半ぐらいの若造が”ブルース”とか言ってるのが面白い…って自覚してやってたらしいんですけど、30過ぎて京都で”ブルース”とか言ってても面白くないから、最近、テクノやりたいねん…みたいな話をしてて、どうなってくのかな?と見守ってたら、こんなことに(笑)」
一同 笑
倉坂 「このミクスチャー感がね、Music Videoのこの曲も完全にジプシーキングスやしね(笑)」
ー うん。テクノではないですけどね(笑)楽しみです!
nothingman
須田 「nothingmanは天の声の人がずっと…待望の!」
倉坂 「古迫くんもずっと呼びたいって言ってたよね?」
古迫 「nothingmanはずっと僕の中でヒーローなんですよね!!」
ー ヒーローなんや!?背が高いから(笑)!?
ー 曲は…幸せの順番かな?これ、映像も良いもんね
須田 「これ、映像も発表したとき、すごく話題になりましたよね」
ー リアルドッキリじゃないけど、サプライズをそのままMusic Videoにした…
古迫 「これは…もう、みんな好きですよね!こういうのは!!」
倉坂 「幸せの順番っていう曲は…たぶん、俺、はじめてはミナミホイールの時にライブで聴いたのかな?”幸せ”と”順番”っていう、ありふれた言葉をくっつけるだけで、あ、こんな感動的な言葉になるんだ!って思った記憶はある。見放題でっだたかな?鮪と一緒に見たのは覚えてる」
ー ああ、インディーズの時のKANA-BOON五ヶ月連続イベントの時に、nothingman出てますもんね。紹介したからKANA-BOONに感謝された記憶がある(笑)
倉坂 「そういえば」
ー 僕個人としてはnothingamanとは付き合いはけっこう長いのでね。年齢も一緒なんですよね。なんやかんや言っててずっと応援してるバンドのひとつではあるので、こういうイベントがあるのなら…こういうイベントにはきっちり出てもらいたいなぁ…って
古迫 「3ピースバンドのお手本っていうイメージなんですよ。音作りから、ライブでの見せ方から、アレンジの仕方まで…何からなにまで見てて勉強になる」
ー ギターはシンプルだけどね
古迫 「シンプルですけど…なんなでしょうかね?あの格好良さは!?ぜんぜん難しいことはやってないのに、めちゃくちゃかっこいい。デカイからかな(笑)」
ー うん。デカイから(笑)
古迫 「存在感ですかね」
倉坂 「あの…歌ったあとに、なんかいつも怒ってない(笑)?」
古迫 「怒ってます(笑)!」
一同 笑
倉坂 「歌ったあとにマイクをとおさないぐらいの感じで…、こう、あれは何を言ってるのかがずっと気になる」
ー 伝えたいことが彼にはいっぱいあるんですよ(笑)
古迫 「宮下さん…あの…怖いから(笑)」
ー めっちゃ、普通の良い人やで(笑)!?
古迫 「あんまり、しゃべった事がなくて…」
倉坂 「うん。俺もぜんぜん話したことがなくて」
ー シャイはシャイだと思うけど…
古迫 「昔、京都でnothingmanと対バンした時に、nothingmanの出番前に楽屋に入って、置いてた自分の水を取ったつもりだったんですけど…」
ー はい
古迫 「間違って、宮下さんの水を取っちゃって…”それ、俺の”って言われて、めちゃくちゃ謝ったんですよ。シバかれる!!って思って(笑)」
一同 笑
ー それ、デカイから怖く見えただけじゃない(笑)!?
倉坂 「じゃ、この日にきちんと謝って、和解しましょう(笑)」
古迫 「ちゃんと、しゃべりたいです(笑)!僕のなかですごくヒーローになってるので…、リズム隊のお二人は話せるんですけど、宮下さんとは緊張してしゃべれないんですよ(笑)」
一同 笑
古迫 「ちゃんと、しゃべりたいっす!」
ー 確かにあんまり口数多いタイプではないですが
須田 「このMusic Video…見入っちゃいますね」
古迫 「ちゃんと続けてる、かっこいい先輩です!」
倉坂 「ミッソカスのVoはるきち が、昔おんなじこと言ってた。かなり昔ですけどね、”nothingmanは今でも尖りつづけてるかっこいい先輩です”って」
ー 最近、大阪でのライブが少なかったのでね
須田 「そうですね、nothingmanも久しぶりに見ますね!昔、対バンしてそれ以来…」
ー 知らない人もこの機会に!とりあえず、この人、デカイな!と、だけでも(笑)。今回は、SOCORE FACTORYでステージも高いのでね、さらにデカイ感じを(笑)
teto
須田 「続きまして、tetoです!!」
ー ひたすら、衝動!な感じ!!
須田 「この前、東京で対バンして…もう衝動の塊!みたいなバンドで…。今、東京のバンドって、シュッとしてるじゃないですか(笑)?」
一同 笑
須田 「めっちゃシュッとしてるか、朴訥な感じか…、それがtetoはひたすら衝動だけ!みたいな…最高です!!」
ー 銀杏BOYZとかの雰囲気…?
小村 「andymoriとか…」
須田 「たしかに、その2バンドの影はやっぱり見えるんですけど、ぜんぜん違うというか。モロなわけでもなくて、またアウトプットが違うけど、影響は見えるというか…」
倉坂 「でも、これかっこいいですね!モロじゃないけど、影響が見えるバンドって一番かっこいいと思う」
ー これ、初大阪ですかね?
須田 「たぶん、初大阪だと思います」
倉坂 「けっこう話題のバンドではなりますよね?」
須田 「東京ではけっこう話題ですよ!Helsinki lambda Clubとスプリットとか…」
小村 「今度、 KING BROTHERSとやりますよね?」
倉坂 「あ、そっちもイケる人達なんや!」
須田 「あ、ヒーローやな!ヒーローが出てきたな!って思いました」
古迫 「ああー!!」
小村 「twitterで、カートコバーンと峯田の次にくる破滅のメロディ…みたいなのを見て」
倉坂 「ああ、わかる!」
須田 「それ、忘れらんねえよの柴田さんが言ってたやつですっけ?柴田さんがめちゃくちゃハマッてるみたいですよ」
ー ああ、好きそう!!
小村 「音源でもけっこうガンガンきてるけど、ライブはさらにガンガンくるんで…」
ー ライブをぜひ体験したいバンドですね!!
小村 「銀杏BOYZっぽいメロディの感じが良いですよね」
倉坂 「でも、なんか違うよね、違うフィルターを通ってる感じというか。懐かしい感じがする…。おっさん受けも良い気がする。”俺の知ってるロックってこれこれ!”みたいに」
須田 「曲のなかで”爆音でリバティーンズを…”とか、通ってきたものが近いので、やっぱり、ああ、好きやなぁ…ってなりますね。けっこう、度肝をぬかれるんじゃないでしょうか!!」
ー 今回の注目枠ですかね
小村 「個人的に今回、一番見たい!」
waybee
古迫 「僕が声をかけました!waybee!!」
倉坂 「waybee!!」
古迫 「waybeeは、一番、付き合い長いかな…。今は亡き、club jungleというライブハウスでしのぎを削った仲と言いますか」
ー 今は亡き(笑)!club jungleは、FootRock&BEERSという名前に変わってますからね(笑)
古迫 「あの頃のclub jungleでがんばってたバンドの生き残りが…、craft rhythm templeと、waybee…、もるつオーケストラぐらいしかいてないですからね!」
須田 「ああ…!」
ー club jungleとしてやってた頃の話ですね…!
倉坂 「当時のブッキングマネージャーの…ウェンツチルドレン的なバンドですね」
古迫 「僕らがまだ右も左もわからないような頃に…、waybeeも同じような状態で、club jungeで対バンして。そして、2バンドまとめて怒られるっていう」
一同 笑
古迫 「一緒にがんばっていこうな!みたいな最初の頃からの付き合いです。今も続けてくれてて嬉しいし」
ー 勢力的に活動してますもんね
古迫 「うん。僕らより勢力的にやってますもんね。もともと、フィッシュマンズがすごく好きで、当時は”僕らもフィッシュマンズみたいになりたいんですよ!”って言ってましたけど」
ー フィッシュマンズ感はあんまりない気がするけど
古迫 「はい。まったくなれてないんですけど(笑)。以外に…イケイケな感じに見えるでしょ?でも、すごく人見知りだし…」
倉坂 「うん。俺も直接、話すまで、もっと話しにくい子たちかと思ってた(笑)。話してみたら…”こっちよりの人間やん!?”みたいな(笑)。そういえば、打ち上げでhideの話で盛り上がって、世代的に音楽の話しやすかった(笑)」
ー チャラい感じかと思ってた(笑)
古迫 「そんなこと全然ないんですよ。ちゃんと音楽好きだし、年齢的にも同世代ぐらいで。その後の活動の仕方で別々の方にはいっちゃったんですけど、久しぶりにcraft rhythm templeのイベントに出演してもらった時に打ち上げで話してたたら、”僕ら、ぜんぜん友達いてないんですよ”って言ってて(笑)」
一同 笑
古迫 「ああ、変わってないなぁ…って。もう7~8年ぐらいたって…、お互い、技術もついて成長もして、もう一度きちんと絡みたいバンドだなぁ…って思って呼ばせてもらいました」
小村 「NIGHT CRUISINGっていう曲がDJたちに評判良いいですよね」
古迫 「ああ…、フィッシュマンズ(笑)」
小村 「僕と、今回DJで来てくれる、Synchronized Rockersの野垣内と、JUKEBOXの川西の3人でNIGHT CRUISINGというパーティーをやってて、全国回っていたんです。
その時に丁度waybeeがNIGHT CRUISINGという曲をやりだしたんですよね」
須田 「へー!!」
ー ちょっとシンパシーですね!
小村 「ライブは見たことあるけど、ちゃんと話したことはないんですけど…、楽しみです!!」
完全にノンフィクション
ー 完全にノンフィクション…!!
須田 「MISOJI CALLING 2017のブッキング会議で物議をかもしましたね(笑)」
ー 元々、声をかけたい候補にはあがってはいたんですが…
古迫 「問題のblog が(笑)」
須田 「別所さんのblog…(笑)」
ー 「MISOJI CALLINGに出たい!」みたいに会う度によく声をかけてもらってたんですが、それは全部、Ba上野君からだけだったので、上野君が勝手に言ってるだけじゃないのか!?って思ってて(笑)
古迫 「うん、うん」
ー 完全にノンフィクションとして本当に出たいのか?っていうのが、主催チームがあんまりわかってなくて…そしたら、blogがね…(笑)
倉坂 「僕はこの会議の時に、そのblogの存在を知ったので(笑)」
問題の(笑)blogはこちら
ー 完全にノンフィクションは…10周年??
小村 「今年、10周年ですね!!」
須田 「今回…、まさかのトップバッターですね!!」
ー blogの件もあったし…、じゃ、一番最初にガツンとやってもらおう!!というところで
倉坂 「俺の関わりは…、FUZZで働いてた時に、Kidori kidoriの紹介みたいな感じで一回出てもらったのかな?その後、ちょこちょこお見かけはしつつ…会場とかで”あれ、たぶん別所さんかな?”って思いつつも、声をかけるタイミングを見失ってしまい(笑)」
ー 別所氏はたしかに声をかけにくい雰囲気はある(笑)
倉坂 「挨拶ぐらいしなきゃ…と思いつつ、人見知りを発揮して完全にタイミングを見失って放置してました(笑)kidori kidoriの先輩、CUSTOM NOISE の戦友…みたいなイメージ」
ー その辺りは、はいからさんのイベントつながりだったり、onion night!だったりの絡みもありますもんね
須田 「こういう鋭角な感じのギターロックって、ちょっと減ってきましたよね?」
ー うん、うん
須田 「それを流行る前から、しっかりかっこよくやってるイメージです」
小村 「NUMBER GIRL直系の…!今はギターもピックつかわずにスラップで弾いてます」
倉坂 「へー!」
ー 見た感じ、独特な雰囲気になってて、そういうとこも楽しめると思いますよ
小村 「個人的には…、昔、上野君がテンション上がって白Tシャツを破ってた時があるんですけど…あれをまたやって欲しい(笑)」
一同 笑
ー 今回は、完全にノンフィクションは一発目の重要な位置なんでね…!!
倉坂 「これに関しては、みんなでけっこう話しあったよね。本当にこんな早い時間をお願いしていいのかな?って(笑)」
小村 「真昼間から一本目なんでね…この曲の歌詞どうり、上野君には泥酔してもらって…(笑)!」
古迫 「僕ら、同い年なんですよね。でも、craft rhythm templeは、はじめるの遅かったので、大先輩!みたいなイメージがあったんですけどね…、遠い存在…みたいな」
ー うん。こういうイベントに声かけていいのかな?みたいなとこはあって、そこで遠慮してた部分はあった
古迫 「たぶん、元々、群れるのとか好きじゃないでしょ?交わることはないんだろうな…って勝手に思ってたんですけど、10年たつと色々とありますね!」
倉坂 「たしかに、”孤高の!”みたいなイメージはあるかも。こういうイベントを”仲良しゴッコやん!?”みたいに一笑しそうなイメージはあったので、こういう形で出演してもらえるのは嬉しいよね!馴れ合う必要はまったくないので、良い感じに高めあっていけたら…!」
ー じゃ、打ち上げで、別所さんとか小野さんとかともきっちり話して仲良くなろう!…という裏テーマもできたところで(笑)
こちらの MISOJI CALLING 2017出演が決まってからの、完全にノンフィクションメンバー二人のblogもあわせて読むと、MISOJI CALLING 2017 当日を2倍楽しめる!
完全にノンフィクション 上野さんblog
http://unyy.hatenablog.com/entry/2017/03/06/200431完全にノンフィクション 別所さんのblog
http://ameblo.jp/kanzenni-bessho/entry-12256097641.html
フィッシュライフ
倉坂 「フィッシュライフも…、The denkibranが新宿LOFTでライブをした時に、久しぶりに対バンして声をかけて…なんですけど。でも前の時も声はかけてるし、呼びたいバンドとしては名前は上がってましたよね」
ー 呼びたいバンド候補のなかにはずっと上がってましたよね
倉坂 「フィッシュライフにも…出演オファーしても、鼻で笑われて断られるかな?とか勝手に思ってたんですけど…出演してくれましたね」
ー 元々は…案外、付き合いは古いですよね?
倉坂 「彼らの2~3回目のライブの時に、偶然に立ち会ってるので活動初期ぐらいから顔見知りではありますよね」
ー 若くして注目されたバンドでもありますよね
倉坂 「閃光ライオットで優勝してますもんね」
小村 「フィッシュライフもですけど、今回、3ピースバンド多いですよね」
倉坂 「あ、ほんまや!」
ー フィッシュライフも…完全にノンフィクションの紹介の後なんで、その流れでいうと…。フィッシュライフのほうがメロディは聞きやすい感じかもしれないけど
倉坂 「LOFTで久しぶりに共演したんですけど、その打ち上げで…”MISOJI CALLINGとか呼んで欲しいんですけどね!”みたいな事を言い出して、”え!?”ってなった(笑)」
ー どうせ出てくれないんでしょ!?みたいな(笑)
倉坂 「うん。僕もそう言ったんですけど…無事に出てくれました(笑)ありがとう!!」
ー よかったです(笑)
倉坂 「林のピュアな感じというか…馬鹿な感じが好きです(笑)ミナミホイール終わったあとの三角公園にいくと、だいたい酒飲んでハッピーになってる林がいて(笑)」
ー 愛されキャラですよね(笑)
倉坂 「音楽も色々とすごく詳しいですしね。一時期、僕がジャズばっかり聴いてた時があったんですけど、その時にジャズの話で返してくれたのが林だけだった。俺よりぜんぜん詳しかったし…!」
ー うん。わりと色々なジャンル好きですよね!須田君は…王将で話したぐらい(笑)?
須田 「はい。王将では何度か話はしてますね(笑)そういえば、フィッシュライフってしっかりライブを見たことがなくって…。王将で絡んだことは何回もあるんですけど(笑)」
一同 笑
倉坂 「いまはね、ライブもけっこう熱い感じですね!!」
須田 「なんだろう…、”ハヌマーン”チルドレンなイメージがすごくあったんですけど…、この曲は、全然そんなことないですよね」
倉坂 「うん。他の曲でも…メジャーセブンスとか、テンションの使い方とかも面白いし、色んな要素のあるバンドなんですよね。まぁ、本人たちも特に初期の頃なんかは、さんざんハヌマーンとの類似性は指摘されて、うっとうしい時期もあったかとは思うんですが(笑)」
ー はい
倉坂 「もちろん、影響を受けた好きなものの要素は残しつつもね、今は、ちゃんと”フィッシュライフの音楽”になってると思うし、すごく良いバンドだと思います!」
ー 大学も卒業して、いよいよバンドって!って時期でもありますしね
古迫 「曲を聴くと…なんか大人になりましたね」
倉坂 「うん!でも、ライブは暑苦しいんですけどね!」
古迫 「今も?でも、そこはやっぱり林の良さですよね!」
ー どんだけ汗かくんだろう?みたいな(笑)
須田 「ライブ見たいなぁ~、見たいですね!」
ー もしかしたら、今回のMISOJI CALLINGに来てくれる客層だと、昔のフィッシュライフを知ってるだけで、最近は見たことないお客さんも多いかもしれないのでね…
一同 ああ、たしかに
ー ぜひ、今のフィッシュライフをしっかり見て欲しいです!
倉坂 「ちなみに新宿LOFTの時は、The denkibranがライブしてる時に、こいつら飯食いに行ってて見てくれてないのは知ってるんでね(笑)」
一同 笑
倉坂 「次は良かったら、The denkibranも見てください(笑)」
~というわけで、バンド紹介第三弾につづきます~
MISOJI CALLING 2017
開催日 :2017年4月8日(土)
開催地 :南堀江knave / SOCORE FACTORY / 北堀江club vijon / 堀江 Covent Garden
時間 :開場開演12:00/12:30
前売 :3,000円(ドリンク代600円別途必要)【一般発売】
●e+ 購入はこちらから
●ローソン (L:57161)
●チケットぴあ (P:323-308)各出演バンドの手売りで発売中
※チケットの取り置きはできませんのでご注意ください
※チケットでの会場への入場は出来ません。前売りチケットを事前にパスに引き換えてからの会場入場になります
出演
■craft rhythm temple / The denkibran / ナードマグネット / about a ROOM / 河内REDS / k.k.house / スパゲッティ・バビューン! / スキッツォイドマン / SonoSheet / THIS IS JAPAN / TENDOUJI / はいざらこうかん / THE FULL TEENZ / ARKS / 完全にノンフィクション / kojipull / シンガロンパレード / Sentimental boys / nothingman / ザ・ラヂオカセッツ / 私の思い出 / teto / waybee / こうどたくや(Bacon)
DJ : Rock’n Roll Birthday / かたしょ / どんたく(IMPULSE) / 野垣内 悠(Synchronized Rockers/kiddle) / kiddle(yuya,shohei,shota)
and more…!!
主催/企画/制作
■ナードマグネット / craft rhythm temple / The denkibran / Rock’n Roll Birthday
協賛
■西尾王将会
招聘
■MISOJI CALLING実行委員会
問い合わせ/窓口
■倉坂直樹(The denkibran / 南堀江knave)
info@thedenkibran.com