まずはMISOJI CALLING 2016を振り返る
第二回目のMISOJI CALLING 2016を振り返りつつ、今回から新しく主催に加わったDJイベントRock’n Roll Birthday主催のコムさんこと小村氏を迎え、MISOJI CALLING 2017への意気込みをそれぞれ語っています。
※ 2016/12/20 収録
振り返ると、楽しかったです。
― では、前回の MISOJI CALLING 2016 の振り返り的なとこから…
倉坂(The denkibran) 「…楽しかったです」
古迫(craft rhythm temple) 「楽しかったです」
須田(ナードマグネット) 「楽しかった」
― え?それだけ(笑)?じゃ、前回、トリをつとめたThe denkibranからもう少し具体的に…
倉坂 「うん…、なんか、あんまり覚えてないな…(笑)」
一同 笑
― けっこう前ですもんね…(笑)
倉坂 「あ、The denkibranの前の出演バンドが” CUSTOM NOISE → Emu sickS → kidori kidori “のこの懐かしい感じの流れ!これや!」
― あそこのタイムテーブルは、昔を知ってる人からすればドラマチックな感じでしたよね
倉坂 「そうそう。懐かしかった。で、楽屋でkidori kidoriのマッシュとブラジルの音楽の話とか、機材の話をずっとしてて楽しかったの」
― それ、MISOJI CALLINGとはあんまり関係ない気が…(笑)
倉坂 「最近、マッシュとは電話でしか話してなかったので。共演の機会も正直もうあんまりないんでね…。うん。楽しかった」
― 確かに、CUSTOM NOISEからThe denkibranまでの流れはなかなか面白かったですね。他は?
倉坂 「やっぱり、CHAIのお客さんの反応がぶっちぎりに面白かったですよね。MISOJI CALLING関連のtwitterのTLを一瞬、CHAIが占拠した…みたいになりましたもんね(笑)」
― 前回のMISOJI CALLINGいちの話題にはなってましたよね
須田 「うん。一番、ライブが終わった後の会場がザワついてたのはCHAIでしたもんね!」
古迫 「CHAIが終わったあと、ほんとにライブを見た全員が”やばい!”って言ってましたもんね(笑)」
SOCORE FACTORYにてCHAI!観客の度肝を抜いております!やっべえ #MISOJICALLING pic.twitter.com/tDBQii9TSt
— MISOJICALLING (@misojicalling) 2016年4月2日
須田 「愛はズボーンなんかは”本当に出れて良かったです!CHAIと出会えたのが一番の収穫でした!”…って(笑)」
ー そこから、愛はズボーン主催の”アメ村天国“っていうイベントにCHAIが呼ばれたり…ってしてましたもんね
須田 「アメ村天国の時のCHAIは客席、もうパンパンでしたよ!!」
倉坂 「その2バンドがつながってくれたのは、もう読み通りというか(笑)。嬉しい限りでしたね」
― では、craft rhythm temple 的には?
古迫 「あの…とりあえず…」
ー はい
古迫 「二年目、コケなくて本当に良かったです」
一同 笑
古迫 「一年目ってね、やっぱり新しい事をやってるわけだから、怖いもの見たさ…みたいな感じで見に来てくれる人もいっぱいいるわけじゃないですか?」
倉坂 「はい」
古迫 「で、一年目はそこそこ動員もあって…さぁ、二年目はどうなるんだ!?っていう時で」
ー お客さんの数自体は…
須田 「増えましたもんね!」
ー ただ、お客さんが増えたがゆえに、ハンブレッダーズやナードマグネットの時に会場がすごく混んでて…
須田 「うん。会場に入りきれなくて、あきらめた人がいたらしい…っていう話も聞きましたので、そこは課題かな…とは思いました」
古迫 「で、kidori kidoriのDr川元も言ってたんですけど…」
ー はい
古迫 「本当に同窓会みたいやなぁ~って(笑)」
一同 笑
倉坂 「古迫君は出順的に、kidori kidoriは見れてないんよね?」
古迫 「はい」
倉坂 「kidori kidoriのMCが酷かったよ。”先輩に圧力をかけられたから、出演しました”みたいな事を言ってた。こんな誘い方をされたら断れないでしょ!?みたいな(笑)」
一同 笑
古迫 「kidori kidori 見たかったし、kidori kidoriにも久しぶりにcraft rhythm templeを見て欲しかったんですけどね」
ー そこはタイムテーブルの都合上、仕方なかった感じですよね
古迫 「あと印象的だったのは、出会いがしらに、CUSTOM NOISEにすごく怒られました(笑)」
倉坂 「対談のやつ?CUSTOM NOISEは現役感ない!みたいな話のせい?(笑)」
古迫 「うん。逃げんな!CUSTOM NOISE!みたいな話をしたので…”あれは言いすぎやぞ!”ってメンバー全員に言われました(笑)」
※参照は前回のMISOJI CALLINGこちらの記事
ー でも、実際、あれ以降、CUSTOM NOISEはライブしてないんでね…(笑)
倉坂 「CUSTOM NOISEのライブ自体はめちゃくちゃ良かったけどね」
古迫 「うん。色々と懐かしかったです。…あんまり、この言葉は使いたくないんだけど…”エモい気持ち”になりました」
ー ナードマグネットは?
須田 「はい。一回目のMISOJI CALLINGはオオトリだったので、一回目よりは気が楽でした(笑)」
一同 笑
須田 「ハンブレッダーズ、ナードマグネット…っていう良い流れが出来て…良かったですね。」
倉坂 「ハンブレッダーズは、MISOJI CALLING 2016の日が”さよなら、まっちゃん”でしたもんね」
※前回のMISOJI CALLING 2016が、ハンブレッダーズの前Bassまっちゃんのラストライブでした
vijonにてハンブレッダーズ!まっちゃんラスト!!(ちゃんと写ってないけど) #MISOJICALLING pic.twitter.com/1HgocDqmAY
— MISOJICALLING (@misojicalling) 2016年4月2日
須田 「そう!それなのにアイツら、クソみたいな曲でライブを終わろうとして…(笑)」
ー ”まっちゃん”っていう曲で終わろうとした(笑)
須田 「ゴミみたいな曲で終わろうとしたんで…、僕らで”おい!”って声かけて、無理やりハンブレッダーズにアンコールをさせた…っていう(笑)」
一同 笑
ー 本当にあの最後の曲、酷かったもんな…(笑)
倉坂 「そんなに酷かったの?」
ー まっちゃんのアレが80cm♪みたいな…(笑)
一同 笑
古迫 「ちゃんと、やれ(笑)」
須田 「でも、本当に良い流れが作れた気がします」
ー 他、印象的だった事とかってあります?
須田 「ペケキング・テリー!!」
一同 「ああ…」
ー CHAI → 愛はズボーン → ペケキング・テリーって並べたのは、完全にタイムテーブルを組むうえで狙ってましたしね(笑)
須田 「初見の人にも”なんだ!?これは!?”という衝撃は与えられたんじゃないですかね?ああいうのはMISOJI CALLING ならでは」
ー あとは何かありますか?
倉坂 「あ、僕は花柄ランタンが気にいらなかったのを思い出した(笑)」
ー え?なんで?
倉坂 「花柄ランタンの村上君は”倉坂さんの一番弟子です~”とか”The denkibran、リスペクトです!”とか調子の良いことを言ってるわりに…」
ー はい
倉坂 「告知のtwitter動画では、ナードマグネットの曲をあげ…」
ー 笑
倉坂 「ライブでは”じゃっくのフェンダー”っていう、イヌガヨの曲を歌い…」
ー 笑
倉坂 「何が”The denkibranリスペクトやねん!?”と(笑)。花柄ランタン村上の調子の良いとこが露骨に出てたなぁ…って思いました(笑)」
一同 笑
※ちゃんとThe denkibranの曲も花柄ランタンは歌ってくれてましたよ(笑)
?????????????
?花柄ランタンのほぼ日刊30秒TV?
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第125回はthe denkibran『ルート26』MISOJI CALLINGまであと3日!チケット当日でも手売りするよ!#花柄TV pic.twitter.com/V0huzJAuUS— 花柄ランタンというすてきな二りぐみ (@hanagalalantan) 2016年3月30日
新しい仲間 コムさん(from Rock’n Roll Birthday)が登場
須田 「MISOJI CALLING 2017から新しい試みがありまして…。もう発表になってますけど、MISOJI CALLING 2017から、もう1会場、増えます!」
ー そう。堀江コベントガーデンという、場所的にはSOCORE FACTORYの斜め向かいぐらいにある、ハンバーガーがすごくおいしいBARが増えて…。
須田 「さらに…」
ー DJイベントの”Rock’n Roll Birthday“からコムさんが主催チームに加わり…
古迫 「仲間が増えました!」
倉坂 「初登場!」
ー 30代の仲間が増えました(笑)。去年は小村さんがお客さんとして来てくれてたんですよね?かなり細かくサーキットしてくれてた印象だんですが、どれぐらいの数のバンドを見ました?
小村(Rock’n Roll Birthday) 「もう、ほとんど見た!」
ー ほとんど(笑)!?
倉坂 「うん。ビール片手にすごく周ってくれてたイメージ(笑)」
ー ほとんどの出演バンドを見てもらった…という事で、何か印象深かった事とかってあります?
小村 「印象はですね…、一番最初の花柄ランタンからの…コロコロボンボンズのギャップと言いますか…(笑)」
一同 笑
小村 「もう普通のサーキットイベントとは違う出演者がそろいすぎてて…、見た事のないバンドがたくさんいて、これは面白いな…って」
古迫 「はい」
小村 「正直、サーキットイベント自体はそんなに好きじゃないんです。サーキットって…、だいたい同じようなバンドが出ていて、同じようなバンドだけをいつも見て終わっちゃいがちで」
ー うん。あるある
小村 「それなら、ライブハウス一つでイベントしても良いやん!?って考えちゃうんですけど」
ー はい
小村 「MISOJI CALLINGは、主催者がとにかく好きなバンドを呼んでいるんだな…というのがわかりやすかったので、これは全部見てみよう!!と」
古迫 「ああ、ありがたい」
小村 「で、花柄ランタンからのコロコロボンボンズの流れが…」
須田 「なんや?このイベント!?みたいな(笑)?」
小村 「うん。なんや!?このイベント!?ってなったのが最初のインパクトでした(笑)」
ー なるほど
小村 「あと、特に良かったのは…。uniTONEがすごく好みだった!!」
古迫 「ああ、uniTONE!!」
小村 「あとは、やっぱり CHAIの衝撃!あとBaconを久しぶりに見れたのも…」
須田 「Baconね、めちゃくちゃ良いテンションでライブしてくれてましたもんね。Voコウドさんが首を寝違えたか、なんかしてたらしいですけど(笑)」
倉坂 「ああ、そういえば(笑)。ごめんな!ってすぐに帰ってたな(笑)」
小村 「Baconが最後に、新曲でシンガロングやる!って言ってて、演奏をはじめたら、30秒ぐらいで終わる曲で(笑)!!」
須田 「ああ、あのハードコアチューン…(笑)」
ー 結果的に、Baconもこの時期ぐらいから、また活動が活発になってきてますもんね
倉坂 「やる気だしてますよね」
ー 外から見てMISOJI CALLINGっていうのは、一体どういうイベントに見えてるんでしょうね…
倉坂 「さっきの話を聞いて、なんかジャンルもめちゃくちゃで出てるバンドとっちらかってるな…って印象じゃなくて、主催者が好きなバンドだけを呼んだんだな…って、外から見てた人に思ってもらえてたのは嬉しいかも」
須田 「うん。そこが伝わってたのは嬉しい」
ー 次回はそれがもっと加速する可能性も高いですしね
須田 「サーキットイベントがここ最近は増えましたしね」
ー うん。特に関西はねぇ…ものすごい数が増えてますよね
須田 「特にバンド主催のサーキットイベントも増えましたもんね。だからこそね、”うちにしか出来ない感じ”というか、そういう部分は色濃くしていきたいな…とは思いますね」
小村 「…うん。F.M.W.の頃のような面白味を思い出したりはしましたね!」
※ F.M.W.は「Fucxx’n Minami Wheelの略」で、2009〜11年のミナミホイール開催日同日に難波ロケッツにて、現キュウソネコカミのマネージャーはいからさんと現SOCRE FACTORYのカサゴさん主催で3日間オールナイトで開催されていたイベント (参考 https://www.lmaga.jp/news/2016/02/6199/)
一同 おお!!
ー あそこまでのアングラ感はないかとは思いますけど(笑)
倉坂 「ポップなF.M.W.みたいな感じかな?」
小村 「ああいうF.M.W.みたいなイベントがアンダーグラウンドを盛り上げてたと思うんですけど、ああいうイベントをする人も最近はいなくなっちゃった気がするので。で、久しぶりに”この空気感のイベント”だったので…そこが個人的には面白かったです!」
古迫 「でも、そういう風にMISOJI CALLINGを見てもらえてたんなら、僕らも狙い通りですよね」
倉坂 「うん」
小村 「とはいえ、まだまだ知らない人も多いイベントですけど…」
ー 規模の大きいイベントではないですしね。ただ、イベントの趣旨というのは、遊びに来てくれたお客さんにはきちんと伝わってたのかな?っていうのも確認できて…
倉坂 「うん。良かったですね」
ー 色々と各バンドの状況も変わってきてて、例えば、fulaはこの時のメンバーではもう見れなくなっちゃてたり…
古迫 「そうですね」
ー Cettia なんかは止まちゃったりはしてますが…
倉坂 「うん…まぁ、Cettiaはね。今、彼女は人間的に成長しなさい期間なんで…(笑)。でも、ハンブレッダーズなんかはメンバーが変わったりはしたけど、逆に今良い感じだったりしますしね」
ー うん。東京のほうの動員もかなり増えてるみたいだし
倉坂 「狭い範囲ではあるけど、関西での一部のCHAI人気の火付け役にはたぶんなれたよね」
ー うん。と、信じたい!まだまだCHAIは話題に出たり、人気出たりはしてくと思いますしね。今、MISOJI CALLING 2016の出演リストを見返しても…良いですよね(笑)
倉坂 「パノラマパナマタウンも良い感じですしね。あと、安齋君は京都GROWLYの…ライブハウスの気の良い兄ちゃんなだけじゃないんやで!バンドマンやで!みたいなのを若いバンドマンにアピールできたのも嬉しかった(笑)」
ー と、話しだすとキリはないですが…
MISOJI CALLING 2017の話
ー で、次のMISOJI CALLINGの話ですね
倉坂 「MISOJI CALLIN 2017」
ー コムさんも加わって
小村 「はい」
ー 会場もひとつ増え…、今のところのブッキングの感じですと…ぶっとんでく方向になるのかな?という予感はしてますが…
須田 「はい」
倉坂 「まぁ、過去二回も成り行き任せで、それとなく辻褄があっていくので…今年も好きなバンドをしっかり呼んどいたら、なんとかなるんじゃないかな?とは(笑)」
一同 笑
ー また今年も、一年目、二年目に出てくれたバンドには、極力、声をかけない…というスタイルにはなってますしね
須田 「うん。お客さんの 期待に答える面と、めっちゃ裏切る面と…両極端な面が今年もいっぱいあると思います(笑)」
ー 2017は裏切る面の方が多い気もしますが…(笑)
倉坂 「うん…答えれるのかな…(笑)」
古迫 「だいぶ、裏切ってる気が…」
須田 「いや、答えれるんじゃないですかね?」
倉坂 「いや、そもそも何を期待されてるの(笑)?」
ー 期待されてるのは…、前回のCHAIみたいな…衝撃的な出会いというか。見たことのないバンドとの出会いとかじゃないですかね?
須田 「そうそう!!」
倉坂 「ああ…、じゃ裏切っておけば、それが期待に答える事になるのかな?」
ー でも、あのバンドはまたMISOJI CALLINGで見れるんじゃないの?みたいな期待に対しては裏切りたい…
倉坂 「ややこしい(笑)。まぁ、何よりもナードマグネットがMISOJI CALLINGをはじめた頃よりも、良い感じになっていってるのでね」
須田 「おかげさまで、アルバムも無事にリリースされまして…」
ー ナードマグネット、アルバムリリース前ですもんね。前回のMSIOJI CALLINGの頃って
須田 「だって、前のMISOJI CALLINGって僕が死にかける前ですもん!!」
倉坂 「あ、そうか!火事(笑)!!」
※ナードマグネット須田君の家の隣が火事になって、ニュースになるという事件がありました
(参考リンク)
一同 笑
ー あ、そうか!あれって…
須田 「4月の終わりぐらいです」
ー って考えたら、色々あったね(笑)
須田 「はい。いっぱいありました」
ー ネタの宝庫やん(笑)
小村 「家、燃えたやつや…」
ー ”燻製おじさん“ってワードでバズったもんな(笑)
須田 「あの後、アルバムのツアーで色んなとこに行きましたけど、色んなとこで”火事のバンド!””火事のバンド!”って…(笑)」
ー 実際、一ヶ月ぐらい芳ばしい匂いしてたもんな…(笑)
倉坂 「本当にライブハウスで会った時に焦げ臭かったもん(笑)。そうか、この一年でナードマグネットはMotion City Soundtrackの来日公演の時に一緒に演ったり!!」
須田 「そうです、そうです!本当に1年盛りだくさん過ぎたので…、ちょっとでも大きくなってMISOJI CALLINGも次を迎えられるな…と。良かったです」
倉坂 「…で、どうするよ?The denkibranとcraft rhythm templeは?(笑)」
ー ナードマグネットを一人勝ちさせていいのか!?っていう
古迫 「まぁ、そこはMISOJI CALLINGをはじめた時からのテーマでしたからね…(笑)」
倉坂 「僕らの裏テーマ”ナードマグネットに乗かってるように見えないようにがんろう“(笑)」
古迫 「そうそう(笑)」
倉坂 「今となっては…どうでも良いけど(笑)」
一同 笑
須田 「あの…、去年、一昨年の感じを楽しんでくれた人達が、その感じでまた遊びに来てくれたら、絶対に楽しいイベントには間違いなくなる」
一同 「うん。うん」
須田 「自信はあるんで」
ー 下手したら、主催者3バンドの事しか知らないような人もいるかもしれないんですけど…
須田 「それでいいんで!そういう人にこそ遊びに来てほしいです!」
ー 前回でいう…たぶん、ほとんどの人がCHAIとか知らないで遊びに来たと思うんですけど、実際にライブを見たら楽しめたわけですから、そういう風に楽しんでもらえると嬉しいです
倉坂 「はい」
ー あと、2017年の12月頃には”あ、このバンド、MISOJI CALLINGで見た!”ってなったり、”MISOJI CALLINGの時、なんであのバンドを見なかったんだろう…!”って後悔したりする可能性もあるので。そういう出会いをとにかく楽しんで欲しい
古迫 「テーマはぶれてないですよね。一年目から」
須田 「うん。そこは」
倉坂 「うん。そうやね。…だって、ここに来てダメモトでもいいから、一回目に出てくれてた”ヤバイTシャツ屋さん、もう一回呼んでみようや!”とか”岡崎体育に声かけてみようよ!”とかは、誰からも一言も出ないもんな(笑)」
ー その感じはブレてない気はする(笑)。ちなみに次回に向けての目標なんかはありますか?
倉坂 「うん…お客さん増えて欲しい!っていうのは…。このイベントに関して言えば、微妙なラインでしょ?」
須田 「うん!前回が絶妙な人数だったから…」
ー もちろん、お客さん増えてほしいんだけど、これ以上増えて、見たいバンドが入場規制なんかで見れなくなる…ていうのは避けたい
倉坂 「バランスが…」
須田 「去年の対談でも話ましたけど、バンバン入場規制がかかるようになると…嫌だね…っていうのは」
ー そもそも、MISOJI CALLINGはそういうイベントじゃないし
倉坂 「入場規制手前ギリギリぐらいを常に3会場がキープできてるのが理想ではあるので」
須田 「そうそうそう!」
小村 「確かに、前回のMISOJI CALLINGって全部の出演者を見れたので。動員のバランスってすごく良かったですよね!!」
ー 全然、誰も知らないようなバンドがライブをしてる時でも、きちんとたくさんのお客さんがいる…っていうのがね、目指したいとこではあるので
倉坂 「古迫さんが前回に掲げてた 人気のないバンドだけでサーキットイベントを開催して各会場、満員!みたいな(笑)」
須田 「笑」
ー ソールドアウトとかって…キャパの上限は決めといた方がいいのかな?
倉坂 「う~ん…そんな話を三月頃にみんなで出来てたら良いですけどね…」
古迫 「そうなれば…良い悩みですよね」
ー 動員以外では?新しくグッズ作ったりとか…他には?
須田 「でも、会場も一つ増えるのでね、”居心地の良い空間”度っていうのは上がると思うのでね。居心地の良さっていうのは目指したいですよね」
ー うん
須田 「楽しいですよ。今年はきっと」
倉坂 「うん」
ー まだ全然、出演者決まってないですけどね(笑)。ただ、今決まってるバンドだけでも…他ではあまりない組み合わせというか…
倉坂 「わざわざ、このバンド達を集める!?みたいな感じはあるかも(笑)」
須田 「ナードマグネットがこの一年で多少でも大きくなれたんなら、それがキッカケというか…。ナードマグネットきっかけで、今まで知らなかったバンドを知ってもらえたら…っていうのが個人的には目標ですかね」
古迫 「ああ、なんかかっこいいぞ!」
倉坂 「なんか、悔しいなぁ!!」
小村 「アジカンみたい…」
須田 「いやいや!規模が違いすぎるでしょ(笑)!」
ー かっこいい事を言おうと、今、残りの人が考えてるはず…
倉坂 「The denkibranをきっかけにね、新しいバンドと出会ってもらえたら…(キメ顔)」
ー いやいや、同じこと言わないでください(笑)
古迫 「一応、僕らも地味にリリースはしてるんですよ!?」
ー 地味に…って(笑)。キラーチューンがね!
古迫 「キラーチューンがね、7年かけてようやく生み出されたんで(笑)」
ー 7年(笑)!
こちらがcraft rhythm temple7年越しのキラーチューン(笑)
古迫 「あの…なんでしょうね。僕らは全然売れてないですけど…続ける事のかっこよさっていうのは見せたいなぁ…とは思ってるので」
ー はい
古迫 「The denkibranと2マンをやった時に思ったんですけど、”三十路”ってネガティブな言葉みたいに、若い子達からは思われがちじゃないですか?」
ー たしかに
古迫 「それがね、今、三十路前後である僕ら世代の責任なんじゃないかな?って思ってて」
ー 30歳過ぎても面白いよ?と
古迫 「そうそう。大人って面白いよ?っていうのを伝えていきたいな…とよく思います。それが僕ら世代の責任なのかな?って」
ー かっこいいこと言った!じゃ、倉坂さんは?
倉坂 「え?俺はさっきので…」
ー え?さっきので良いの(笑)?
倉坂 「昨日ね、CDをジャケ買いしたブラジルのカルトーラっていう人がいて、すごく良かったので調べてみたんですど」
もうジャケを見ただけで、これ絶対に良いやん!と昨日ジャケ買いしてしまったカルトーラさんのCD。調べてみたらこれソロの三作目で69歳の時の作品だとか。そもそもソロデビューが66歳らしい。素敵。 pic.twitter.com/PwL3LDdquB
— ただの倉坂さん (@thedenkibran) 2016年12月19日
ー はい
倉坂 「そのCDがソロの三作目で69歳の頃の作品らしく、ソロデビューしたのが66歳…ってwikiに書いてあって」
ー ほー
倉坂 「72歳ぐらいで亡くなるんですけど、彼のソロアルバムはブラジルの音楽史には重要なアルバムで…みたいな。そういう大器晩成な人もいるんでね、まだ夢はあきらめずに!」
ー あと30年ぐらいはありますね
須田 「笑」
倉坂 「大人も若い子も世代を問わず遊びに来てくれてるんで、次は、そんなカルトーラみたいな、おじいちゃんも見に来てくれたら嬉しいな…(笑)。世代やジャンルを問わず楽しめる人が増えたら素敵」
須田 「うん。増えてほしい」
ー 小村さんは?
小村 「今回はせっかく1つステージが増えるのでね、そこはずっと音が鳴ってて居心地の良いような空間に出来たらいいな…というのと、前回のMISOJI CALLINGにお客さんとして参加して思ったんですけど…」
ー はい
小村 「対バンして”良い!”と思って、主催者が呼んでるバンドがほとんどなんで外れがない。なので、知らないバンドでも積極的に見に来て欲しいなぁ…と思います!!」
ー なんか、啓蒙活動みたいなイベントになってますが(笑)
小村 「自分が加わる事によって、ちょっとでも広げられたら良いなぁ…とは思います!!」
倉坂 「DJさんが加わるのは良いですよね。」
古迫 「うん」
倉坂 「かっこいいライブをしても、それを広げるためには、言いふらしてくれる人の存在っていうのは必ず必要で、DJさんてちょうどバンドマンとお客さんの間ぐらいの立ち居地で、なおかつ音楽にも詳しくて信用できる人というか」
ー うんうん。
倉坂 「あの人のかける音楽なら間違いない!って信用してくれてる人がたくさんいるような人が、一緒に協力してくたり発信してくれたりするのは心強い」
ー はい。では、MISOJI CALLING 2017もがんばりましょう!
須田 「はい!」
古迫 「がんばりましょう!」
倉坂 「ソールドアウト手前ぐらいを目指して!」
須田 「×はつかない。常に△ みたいな(笑)」
ー オオトリのcraft rhythm templeで踊りまくってもらって!
古迫 「そうですね、二年間、アンコールを我慢したんでね(笑)」
ー お楽しみに!!
主催者一同、常に△ を目指してがんばります。お楽しみに!!
去年、一昨年に引き続き今年も開催!!
MISOJI CALLING 2017
開催日 :2017年4月8日(土)
開催地 :南堀江knave / SOCORE FACTORY / 北堀江club vijon / 堀江 Covent Garden
時間 :開場開演12:00/12:30
前売 :3,000円(ドリンク代600円別途必要)【一般発売】
●e+ 購入はこちらから
●ローソン (L:57161)
●チケットぴあ (P:323-308)各出演バンドの手売りで発売中
※チケットの取り置きはできませんのでご注意ください
※チケットでの会場への入場は出来ません。前売りチケットを事前にパスに引き換えてからの会場入場になります
出演
■craft rhythm temple / The denkibran / ナードマグネット / about a ROOM / 河内REDS / k.k.house / スパゲッティ・バビューン! / スキッツォイドマン / SonoSheet / THIS IS JAPAN / TENDOUJI / はいざらこうかん / THE FULL TEENZ / ARKS / 完全にノンフィクション / kojipull / シンガロンパレード / Sentimental boys / nothingman / ザ・ラヂオカセッツ / 私の思い出 / teto / waybee / こうどたくや(Bacon)
DJ : Rock’n Roll Birthday / かたしょ / どんたく(IMPULSE) / 野垣内 悠(Synchronized Rockers/kiddle) / kiddle(yuya,shohei,shota)
and more…!!
主催/企画/制作
■ナードマグネット / craft rhythm temple / The denkibran / Rock’n Roll Birthday
協賛
■西尾王将会
招聘
■MISOJI CALLING実行委員会
問い合わせ/窓口
■倉坂直樹(The denkibran / 南堀江knave)
info@thedenkibran.com